熊本地震の被災地を支援しようと、立岩小学校(愛媛県松山市猿川原)は3日、同校などであった恒例の立岩ツツジ祭りで、児童が育てたタマネギを販売した。売上金を被災地に送るとしている。
 同校によると、「被災地に向けて何かできないか」との児童の声を受け、学校前の畑で栽培したタマネギを売ることを決めた。児童は祭りに毎年出店し、地元住民が手掛けた花の苗やカブトムシの幼虫を販売している。
 3日は1袋約1㌔を100円で販売。3~6年の児童14人が「新鮮なタマネギいかがですか」と元気に声を掛け、来場者が次々に購入していた。